不安定型糖尿病とは

不安定型糖尿病」は、インスリン治療が行われるようになってから間もない1934年に報告された糖尿病です。血糖値が高くなったり低くなったりと激しく変動することから、日常生活に支障をきたす場合に「不安定型」と呼ぶびます。
原因は精神的なものと身体的なものがあるといわれますが、よく分かっていません。
インスリンの分泌が適切でなければ血糖値は不安定になることから、インスリン治療の場合にも需要と供給のバランスが崩れれば不安定型糖尿病と同様のことが起きます。
また、摂取した食物の消化・吸収が糖尿病による自律神経障害で遅れたり、運動療法の時間や程度の違いからも血糖値は不安定になることがあります。