小児糖尿病

小児糖尿病のタイプについて

小児糖尿病は2つのタイプにわけられます。

1つ目は自己免疫やウイルス感染を原因とした小児糖尿病で、年間の発症頻度は小児10万人に1~2人です。

合併症としては自己免疫疾患(橋本病、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症)が挙げられます。

遺伝性は低いといわれています。

 

2つ目は遺伝の疑いが高い小児糖尿病で、年間の発症頻度は小児10万人に4~6人です。

肥満の人の発症が多いものの、肥満でなくても発症します。きちんとした血糖値コントロールをしないと、重い合併症を発症するおそれがあります。

合併症の例としては、成長障害、網膜症、白内障、腎症、腎機能低下、腎不全、神経障害、動脈硬化症、高血圧
壊疽が挙げられます。