日本糖尿病学会について

 日本糖尿病学会の設立は昭和33年4月。糖尿病学の進歩・発展を図り、国民の災害を防止することを目的とした任意団体として設立された。
 昭和60年には社団法人 日本糖尿病学会となる。会員数約3,500名。平成19年には創立50周年を迎え、現在会員数は約16,000名を超える。
 日本糖尿病学会は、糖尿病の成因と治療に関する学術研究活動を継続し発展させてきたと同時に、糖尿病の治療環境の向上を目ざした活動を行っている。平成元年には、糖尿病治療のための高度な知識と経験を持つ専門の医師の育成をめざし、「糖尿病専門医」認定事業を開始。現在、日本全国に3,700名を超える糖尿病専門医が誕生している。
また、糖尿病の治療環境を向上させ、チーム医療を推進するために、知識と経験が豊富な看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士などのコメディカルスタッフの育成をめざし、当学会、日本糖尿病教育・看護学会及び日本病態栄養学会の3団体が協力し、平成12年に「日本糖尿病療養指導士認定機構」を設立。現在では12,000名を超える日本糖尿病療養指導士が誕生している。

〔日本糖尿病学会の主な活動〕
・糖尿病に関する調査及び研究
・糖尿病に関する学術講演会,討論会及び研究会の開催
・会誌,研究報告,研究資料及び図書の刊行
・海外の関係団体等との連絡調整
・その他本会の目的を達成するために必要な事業

〔年間予算規模〕

 6億円から7億円

〔会員になるには〕
 以下の①または②を満たすことが入会申請資格の条件である。
 ①6年制の大学卒業、あるいは大学院修士課程修了に相当する学歴を有すること。
 ②筆頭者として糖尿病に関する研究発表・論文が1篇以上あること。
 
 年会費1万円で、入会の可否は年2回開催する、定例理事会の審査により決定。