糖尿病負荷検査とは

糖尿病負荷検査とは、糖尿病予備群など、まだ自覚がない糖尿病を早期に発見する検査です。

その検査方法は次のとおりです。

1 検査日前日夜9時以降から絶食し、翌日空腹時の血液検査をする。

2 その後、ブドウ糖入りのジュースを飲み、30分後、2時間後の血液検査をする。

血液検査は、空腹時、ブドウ糖摂取30分後、ブドウ糖摂取2時間後、と3回行います。

これらの検査での血糖値の上がり具合を見ることにより、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが作用しているのかを検査することが出来ます。

この検査により、糖尿病になりやすいかを知ることが出来ることから、今後の糖尿病対策を考えるきっかけにもなり、生活習慣の改善につながることから糖尿病のみならず、他の成人病の悪化を防ぐことにもつながります。

但し、次の人は糖尿病負荷検査を受けることが出来ません。

・現在、糖尿病と診断されている。

・胃を切除している

・重い肝臓病、腎臓病で治療中である。