糖尿病になると、なぜ合併症になりやすいのでしょうか?

Q 糖尿病になると、なぜ合併症になりやすいのでしょうか?

 

A 糖尿病になると血液がどろどろになり、血管に悪影響を与えます。このことにより毛細血管が痛んだり血流傷害がおきると、酸素や栄養が十分に行き届かず細胞の働きが悪くなります。それはまた、細菌・ウイルスを撃退する白血球も届けられなくなることにより、免疫機能も低下します。

  また、ブドウ糖を栄養源にする細菌もあり、高血糖下ではその増殖が助長されることになります。

  このように、糖尿病は体の正常な機能を低下させ、さらに細菌の増殖も促すことにより合併症が発生しやすくなるというわけです。