糖尿病とは

糖尿病とは、血糖値を下げるインスリンというホルモンの作用が低下することにより、体内に取り入れられた栄養素がうまく利用されず、血液中のブトウ糖(血糖)が多くなる状態のことです。

この原因は、膵臓からのインスリンの分泌が不足する場合と、栄養素を取りすぎた肥満などにより、インスリンの効果が出にくいの場合、つまりインスリンが有っても血糖値が下がらない場合が有ります。

糖尿病は多くの場合、無症状のまま進行します。糖尿病が進行すると、合併症を引きおこし、深刻な状態になります。合併症には糖尿病性動脈硬化、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経症などがあります。

 2006年度における日本の糖尿患者数は約820万人、予備軍は1050万人と推定されています。今後も右肩上がりで増加することが予想されます。