糖尿病の予防のポイント

糖尿病予防の一番ポイントは、肥満を防ぐことです。

平成9年に厚生省で実施した糖尿病実態調査によると、一番太っていた時期の体重が重い人ほど、糖尿病にかかりやすいということがわかっています。

肥満はインスリンが効きにくくなります。軽度の体重減少でも糖尿病予防に効果的といわれているので、糖尿病予防は肥満の予防と受け止めるのがよいでしょう。

肥満であるかどうかはBMIという指標を用いて行うのが一般的です。

BMI=体重Kg ÷ 身長m ÷ 身長m で算出できます。この値は22が一番病気にかかりにくいとされています。

肥満にならないためには、栄養バランスのとれた食事、適度な運動という、いわゆる「健康的な日常生活」を送ることが基本です。

これは、糖尿病の予防だけでなく、様々な生活習慣病を防ぐことにもつながります。